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くしゃみ・鼻水・鼻づまり!つらいアレルギー性鼻炎を改善する!|埼玉県蕨市のリウマチ科・アレルギー科 | しょう内科クリニック|ブログ

くしゃみ・鼻水・鼻づまり!つらいアレルギー性鼻炎を改善する!

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こんにちは。しょう内科クリニックの荘(しょう)です。今回は、春に向けての企画です。

ズバリ、スギ花粉症とアレルギー性鼻炎について説明していきます。


くしゃみと鼻水 vs  鼻づまり

アレルギー性鼻炎といえば、くしゃみ・鼻水・鼻づまり。

実は・・・あまり知られていないのですが、くしゃみと鼻水、鼻づまりの対処法は違います。

毎年春になるとスギ花粉症の鼻炎に悩んでいる方は多いと思います。

ティッシュで鼻をかみ過ぎて赤くなったり、鼻がつまって息が苦しかったり、目がかゆいのもありますね。

薬を飲めば眠気で集中できない・・・

そんな辛い花粉症の症状を、少しでも軽くしていただきたい!ということで、早速説明に移りましょう。


花粉症で悪さをしているのはヒスタミン!

アレルギー性鼻炎には、ヒスタミンという物質が関わっています。

このヒスタミン、花粉などのアレルギー源が目や鼻に付着することで、体の免疫反応として出てきます。

つまり花粉そのものではなく、ヒスタミンが目や鼻に症状を起こしてきます。

体にとっては、涙や鼻水で洗い流そうとする防衛反応でもありますが・・・

現代人は、この反応が過剰になっているんです。

ちなみに舌下免疫療法という治療があります。

過剰な免疫を抑える作用があり、体質改善としての効果があります。

しかし・・・いますぐ症状を取りたい!

ということであれば、とにかくヒスタミンを抑えるのが有効です。ここではヒスタミンを抑える3つの薬を紹介します。


①飲み薬(抗ヒスタミン薬)

1つ目が、飲み薬の抗ヒスタミン薬です。最もスタンダードな治療薬と言えます。

商品名としては、アレグラ、ビラノア、ザイザル、アレロック、アレジオンなどです。

くしゃみや鼻水に特に有効です。鼻づまりや目のかゆみにも有効ですが、飲み薬だけでは抑えられないことも多いです。

副作用として眠気やダルさ、口の渇きなどがあります。効果が強い薬ほど眠気が強い傾向にあります。

しかし眠気が少ない薬もあって、アレグラ、ビラノア、デザレックス、クラリチンは眠気がほとんど問題になりません。

お薬の添付文書にも眠気への注意事項の記載がありません。運転する方、勉強や仕事に集中したい方には適しています。

それ以外のお薬は、運転注意か運転禁止の記載があります。


②鼻づまりにはステロイド点鼻薬が有効!

2つ目のお薬は点鼻ステロイドです。これが、鼻の症状の特効薬です。

特に鼻づまりが強い場合は必須の薬だと思います。アラミストやナゾネックスなどの商品がよく使われています。

1日1回の使用で長く効きます。

ステロイドというと副作用が心配になる方がいるかも知れません。

しかし、薬が良くなっているため大きな心配はいりません。

最近の点鼻薬はほとんど全身に吸収されないため、鼻の中だけで効くイメージです。

ただ、鼻水がドンドン溢れている時は、お薬がしっかり届かないかも知れません。しっかり鼻をかんでから使ってくださいね。

昼間に花粉を浴びてからよりも、あらかじめ症状を抑えておくのが効果的です。

鼻づまりの症状は夜〜朝にかけて辛いことが多いので、夜寝る前の使用がおすすめですよ!


③点眼薬

3つ目が点眼薬(の抗ヒスタミン薬)です。アレジオンLX、パタノールなどの点眼薬があります。

眼に直接つけて、アレルギーを抑えます!点眼薬のポイントとしては、花粉が目の周りについている時に点眼しないことです!

話は変わりますが・・・皆さんは子供の頃、お砂場で土手を造ったことがありますか?

お砂場の土手に水をかけると土まみれの水が中に流れ込みますよね。

花粉も同じことです。花粉が目の周りについているときに点眼すると、花粉が目に流れこんできます!

これでは、薬の効果と花粉の影響がケンカしてしまいます。というわけで・・・

点眼のベストタイミングは目の周りがキレイなとき・・・つまり夜の入浴後と、朝出かける前の2ポイントです!


レルギー性鼻炎の治療のまとめ

薬の種類

症状別の薬の効果
  鼻水 くしゃみ 鼻づまり 目のかゆみ
飲み薬
(抗ヒスタミン薬)
++ ++ + ++
点眼薬 ++
点鼻ステロイド ++ ++ +++ +

 

お薬によって、有効、あまり有効でない症状が分かれます。

使い分けが大切ですね。


質改善のためには、舌下免疫療法がおすすめ

当院では、アレルギー性鼻炎の体質治療として舌下免疫療法を行っています。スギとダニのアレルギーの方が対象です。

アレルギー物質を毎日、少しずつ摂取することで体質を改善していく治療です。

症状を軽くして、薬を減らす効果があります。

治療期間は長めで3~5年、毎日、舌の下でお薬を内服します。

 

つらいアレルギーの鼻炎も、お薬を上手く使えば症状をコントロールできます!

今回の記事が少しでも役立てば、嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!