予防接種
予防接種
ワクチンは、感染症にかかることを防ぐだけでなく、重症化や後遺症を防ぐためにも重要です。
ただし、必要なワクチンは年齢や生活環境、職業、妊娠の予定、持病、これまでの接種歴によって異なります。
しょう内科クリニックでは、患者さん一人ひとりの状況に合わせて、必要な予防接種をご案内しています。
帯状疱疹ワクチン・肺炎球菌ワクチン
50歳を過ぎると、帯状疱疹の発症リスクが高くなります。
また、肺炎球菌は高齢者の肺炎や重症感染症の原因となるため、肺炎球菌ワクチンも重要です。
特に検討したいワクチン
風しん・麻しん・ムンプス
妊娠前に、これらの感染症に対する免疫があるか確認しておくことが大切です。
特に風しんは、妊娠中に感染すると胎児に影響を及ぼすことがあります。
接種歴の確認→必要に応じて抗体検査 → 必要に応じてワクチン接種
という流れで確認することをおすすめします。
※MRワクチン、ムンプスワクチンはいずれも生ワクチンのため、妊娠中には接種できません。
B型肝炎・麻しん・風しん・ムンプス・インフルエンザ
医療従事者は、患者さんから感染症をうつされることを防ぐだけでなく、患者さんや同僚へ感染を広げないためにも予防接種が重要です。
特に、
について、接種歴・罹患歴・抗体価を確認することをおすすめします。
シルガード9(9価HPVワクチン)
子宮頸がんの原因となるHPV感染を予防するワクチンです。
定期接種の対象年齢以外でも、接種を希望する方は任意接種としてご相談いただけます。
「子宮頸がんを予防したい」という方は、年齢にかかわらず一度ご相談ください。
肺炎球菌・インフルエンザ・新型コロナ
65歳以上では、感染症そのものを予防することに加えて、重症化を防ぐことが特に重要になります。
特に肺炎球菌については、2026年4月から高齢者の定期接種に使用されるワクチンがニューモバックスNP(PPSV23)からプレベナー20(PCV20)へ変更されました。
ワクチンの効果は、感染を防ぐ効果だけでなく、発症や重症化を防ぐ効果も含めて考える必要があります。
また、流行するウイルスの種類や年齢、基礎疾患などによって効果は変わります。
そのため、当院では以下の3段階で分かりやすく表示しています。
非常に高い
★★★★★
高い
★★★★☆
一定の効果
★★★☆☆
主な対象
効果
★★★☆☆~★★★★☆
インフルエンザワクチンは、感染を完全に防ぐものではありません。
一方で、発症や重症化を減らす効果が期待できます。事前のご予約なしで接種できます。
効果の持続
約1シーズン
接種回数
原則1回
鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンです。
お電話でご予約を承ります。
主な対象
2歳以上19歳未満
注射が苦手なお子さんにも選択肢となります。
効果
★★★☆☆~★★★★☆
効果の持続
約1シーズン
接種回数
1シーズン1回
肺炎球菌は、肺炎だけでなく、血液や髄液に菌が侵入する重症感染症を起こすことがあります。
特に高齢者や基礎疾患のある方では、予防が重要です。
主な対象
65歳の方
また、60~64歳で一定の基礎疾患がある方も定期接種の対象となります。お電話でご予約を承ります。
効果
★★★★☆
PCV20は20種類の肺炎球菌血清型を対象としています。
これら20種類は、成人の侵襲性肺炎球菌感染症の原因の約5~6割を占めるとされています。
接種回数
1回
2026年からの変更
2026年4月から、高齢者の定期接種に使用するワクチンがニューモバックスNPからプレベナー20へ変更されました。
21種類の肺炎球菌血清型を対象とする結合型ワクチンです。お電話でご予約を承ります。
効果
主な対象
50歳以上の成人など
効果
★★★★☆
接種回数
原則1回
定期接種
高齢者の肺炎球菌定期接種で使用されるワクチンは、現在はプレベナー20です。
キャップバックスは定期接種の対象外です。
23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンです。
以前は高齢者肺炎球菌の定期接種に使用されていましたが、2026年4月から定期接種のワクチンはプレベナー20に変更されています。
子宮頸がんの主な原因であるHPVの感染を予防する9価HPVワクチンです。
主な対象
効果
★★★★★
HPV16、18、31、33、45、52、58型など、子宮頸がんの主要な原因となるHPV型を予防します。
効果の持続
10年以上の長期的な効果が確認されています。
接種回数
接種開始年齢によって、
2回または3回
です。
※ワクチンを接種しても、すべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。接種後も子宮頸がん検診を受けることが大切です。
帯状疱疹ウィルスには大人になるまでにほとんどの人がかかっており、加齢などの要因で免疫が落ちてくると発症します。
こちらの写真のように、神経の走行にそって痛みが出て、皮膚に赤い水ぶくれができてきます。皮膚症状が治っても神経痛に悩まされることがあるので、予防にワクチンをお勧めします。

主な対象
効果
★★★★★
帯状疱疹だけでなく、帯状疱疹後神経痛の予防にも高い効果が期待できます。
お電話でご予約を承ります。
効果
効果の持続
10年以上
接種回数
2回
主な対象
50歳以上
効果
★★★☆☆
シングリックスと比較すると予防効果は低く、時間とともに低下します。
お電話でご予約を承ります。
効果
効果の持続
数年間
接種回数
1回
新型コロナワクチンは、感染そのものを完全に防ぐことよりも、重症化・入院・死亡を防ぐことが重要な目的です。
お電話でご予約を承ります。
効果
主な対象
効果
重症化予防:★★★★☆
感染予防効果は時間とともに低下しますが、重症化予防効果は比較的長く維持されます。
効果の持続
時間とともに低下するため、最新の流行状況に合わせた定期的な接種が重要です。
接種回数
現在は、定期接種対象者では原則として年度に1回です。
麻しん・風しんはいずれも感染力が強く、特に麻しんは非常に感染力の強い感染症です。
お電話でご予約を承ります。
効果
こんな方におすすめ
効果
★★★★★
接種回数
原則2回
妊娠前に、
①母子手帳などで接種歴を確認
↓
②必要に応じて抗体検査
↓
③抗体が十分でなければワクチン接種
という流れがおすすめです。
MRワクチンは生ワクチンのため、妊娠中には接種できません。
こんな方におすすめ
お電話でご予約を承ります。
効果
★★★★☆
接種回数
2回接種を推奨
ムンプスワクチンも生ワクチンのため、妊娠中は接種できません。
B型肝炎は、血液や体液を介して感染します。
慢性化すると、肝硬変や肝がんにつながることがあります。
お電話でご予約を承ります。
効果
特におすすめしたい方
効果
★★★★★
接種回数
通常、
0か月 → 1か月 → 6か月
の3回接種です。
効果の持続
3回の接種で十分な免疫を獲得できれば、長期間の感染防御が期待できます。
医療従事者では、3回接種後にHBs抗体を確認することが重要です。
「何を打ったか分からない」
「抗体検査をしたほうがいい?」
「50歳になったけれど、帯状疱疹ワクチンを受けたほうがいい?」
「65歳になったけれど、肺炎球菌ワクチンはどうすればいい?」
「妊娠を考えているけれど、風しん抗体が低い」
「医療従事者なので、必要なワクチンをまとめて確認したい」
このような場合もご相談ください。
年齢・職業・持病・妊娠の予定・これまでの接種歴・抗体検査結果を確認し、必要なワクチンをご案内します。
しょう内科クリニックでは、予防接種を「必要になってから」ではなく、「病気になる前の健康管理」の一部として考えています。
| インフルエンザ | 適宜お知らせに記載します |
|---|---|
| ニューモバックス | 7,700円 |
| プレベナー20 | 7,900円(蕨市の助成ありの場合) |
| 水痘帯状疱疹ワクチン(生ワクチン) | 7,700円 |
| シングリックス(不活化帯状疱疹ワクチン) |
12,000円(蕨市の助成ありの場合) |
| MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン) | 9,350円 |
| ムンプスワクチン | 5,500円 |
| ガーダシル(子宮頸がんワクチン) | 17,600円 |
| シルガード9(子宮頸がんワクチン) | 27,500円 |
| B型肝炎ワクチン(ヘプタバックスⅡ) | 4,950円 |
(税込)
下記にあてはまる方はワクチンを接種できません。該当すると思われる場合、必ず接種前の診察時に医師へ伝えてください。
下記にあてはまる方はワクチンの接種について、注意が必要です。該当すると思われる場合は、必ず接種前の診察時に医師へ伝えてください。
妊娠中、又は妊娠している可能性がある方、授乳されている方は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。