医療アートメイクとは？

医療アートメイクとは、皮膚の浅い部分(真皮上層部から中層部)に専用の針を用いて人体に色素を着色する施術のことで、一度皮膚に色素を入れると個人差はありますが年単位で効果が保たれます。

日本では医療機関でのみ行うことが認められた医療行為です。

【アートメイクはこんな人におすすめ！】

• メイクに時間をかけたくない方

これまで必要だったメイク時間が減り、自由に使える時間が増えます。

• メイクが苦手な方

アートメイクの上からでもメイクを重ねることが可能なため、アートメイクをベースにしてメイクがしやすくなります。

• すっぴんでも自信が持てる

アートメイク後の施術箇所はノーメイクでも整ったままなので気軽に外に出やすくなります。

• メイク崩れしなくなる

アートメイクは水に濡れても擦れても崩れません。運動で汗をかいてもお風呂に入った後もアートメイクはそのまま残るためプールや温泉に入ってもメイクの形は保たれます。

※アートメイクは一度入れると薄くはなりますが完全に消えてなくなるものではないためご納得されてからの施術をおすすめします。

【アートメイクの経過】

【施術後の注意点】

• 施術後は乾燥しやすくなっているたも一週間はワセリンでの保湿をお願いします。
• 色素が流れる可能性がありますので24時程度は施術部位を濡らさないようにしてください。
• 一週間ほどは施術部位を触らないようにしてください。
• 痛みや腫れがある場合は施術部位を冷やしてください。
• 薄皮は自然に剥がれるのを待ち、無理に剥がさないように注意してください。
• 施術部位のメイクは一週間お控えください。
• 腫れ、出血、痒みの症状が続いたり異常を感じた場合はすぐに当院へご連絡ください。
• 当日の激しい運動、サウナ、入浴(シャワー可)、飲酒はお控えください。
• プール、海水浴、温泉、サウナなどは感染のリスクがあるため一週間は避け、変色や褐色予防のため日焼けに注意してください。

【MRIについて】

可能性としては稀ですが色素に含まれる微量な金属質が反応し、熱感や熱傷を起こす可能性がありますので検査を受ける際は主治医および放射線技師に医療アートメイクが施されている箇所をお伝えください。

【アートメイクの施術によるリスク、禁忌】

【一時的な症状】

腫れ、出血、内出血、発赤、熱感、しびれ、痂皮化等

【アレルギー】

薬剤、金属、色素、ゴム、局所麻酔(リドカイン/キシロカイン等)、その他使用する備品によるアレルギー

※アレルギー症状が出現した場合は施術を中断しアレルギーの治療を優先します。

【合併症】

口唇ヘルペス(リップアートメイク)、感染症、皮膚障害

【色素の定着に関する事項】

左右差、不均等、色むら、変色/褐色、形状の変化

禁忌または適応注意

• 妊娠中や妊娠の可能性がある方、授乳中の方
• 持病やアレルギー体質の方
• 血液をサラサラにする薬を服用中の方
• 局所麻酔(リドカイン、キシロカイン等)でアレルギー、アナフィラキシー反応を起こした方
• ケロイド体質の方
• 何かしらの感染症をお持ちの方
• 飲酒をされている方

主治医に許可を得た場合のみ可

• 長期間ステロイドを内服している方
• 糖尿病を患っている方(特にインスリンを投与している方)
• 全身疾患で特別な治療を受けている方