骨粗しょう症について
骨粗しょう症とは、この生まれ変わるプロセスが乱れることで骨が弱くなった状態です。壊される量が多くなったり、造られる量が少なくなったり。特に女性の方は、閉経期の女性ホルモンの低下で壊される量が多くなっていきます。骨密度は急速に低下していき、50歳以上の女性の4人に1人は骨粗しょう症といわれています。骨が弱くなると背骨が潰れるように折れる骨折(圧迫骨折)や太ももの骨の付け根の部分の骨折(大腿骨近位部骨折)のリスクが高まります。これらの骨折が軽い転倒や、ふつうの日常生活動作、あるいは気づかないうちに起こることもあります。寝たきりにつながり得る骨折であり、予防が大変重要です。