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内科

内科|埼玉県蕨市の内科・リウマチ科・アレルギー科|しょう内科クリニック

内科

Internal Medicine

皆様が日常生活の中で比較的遭遇しやすい症状や病気を診療します。下記に一部の病気や症状を説明しています。「何科に相談したらいいかわからない」などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

このような症状の方はご相談ください

  • 発熱や咳、痰、鼻水、のどの痛みなど
  • 呼吸がゼーゼーする、息苦しい、咳だけが長く続く
  • 頭痛やめまい、立ちくらみがする
  • 胸が痛い、動悸がする、息切れしやすくなった
  • 腹痛、下痢、便秘、お腹の調子が悪い
  • 吐き気、嘔吐、胃のムカムカ、お腹の張り
  • 食欲がない、最近疲れやすい、体重が減ってきた
  • 花粉症、蕁麻疹、喘息などのアレルギー
  • トイレが近い、排尿時の痛み、血が混ざる
  • 湿疹がでる、皮膚が乾燥してかゆい
  • 夜眠れない
  • 足がむくむ

風邪

原因・病態

風邪といっても鼻水や喉の痛み、咳などもあれば、「お腹の風邪」といって腹痛や下痢なども起こすことがありますね。この辺りは風邪という言葉の曖昧さがあります。
典型的な風邪とはなんでしょうか?主にウイルスによって起こされる鼻みずやのどの痛み、咳など首から上の症状を風邪と呼んでいます。頭痛や全身倦怠感など全身症状はあっても軽いです。症状を起こす原因のウイルスは200種類以上あると考えられており、通常原因ウイルスの特定は困難です。

治療について

抗生物質は細菌に対しては有効ですが、ウイルス感染に抗生物質は効きません。
普通の風邪は自分の免疫の力で数日間のうちに治っていきます。不要な抗生物質の使用は副作用や耐性菌をつくるリスクがあります。
当院では、風邪(のウィルス)には漢方薬を含めた対症療法を行って症状を抑え、安静、水分・栄養補給により自然治癒を促す治療方針をとっています。
熱はウィルスと戦う反応ですから、39度以上の高熱や症状がつらい場合に使用します。
扁桃腺が真っ赤に腫れて白いものがついている、鼻水や痰が黄色く汚いなどの症状、また糖尿病などの基礎疾患がある場合は、細菌感染の可能性が高いため抗生物質の投与を考えます。
検査や経過を追うことも加えて総合的に判断していきます。

インフルエンザ

原因・病態

季節性のインフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。冬になると流行します。インフルエンザに感染すると、1~3日の潜伏期間の後、38°C以上の高熱や筋肉痛や関節痛などの全身症状が現れるのが典型的です。風邪よりも急激に発症し、症状が重いことが特徴です。健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、多くの人に短期間で感染が広がります。かからないためには予防接種や飛沫防止のためのマスク、手指衛生の組み合わせが大切です。
インフルエンザにかかっても、ほとんどの人では自然治癒します。しかし、インフルエンザの症状は辛いものです。妊婦さんや高齢者、基礎疾患のある方は気管支炎や肺炎などの合併症を発症しやすくなります。インフルエンザの予防接種は、発症予防効果(約50%)と重症化を防ぐ効果が期待できます。妊婦さんであっても全ての週数でインフルエンザの予防接種が推奨されます。また治療に関してもタミフルなどでの治療を積極的に行います。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

原因・病態

風邪を起こす多くのウィルスとは違い重症化し得る感染症です。世界的に流行しており、変異のデルタ株はより強い感染力と毒性があります。
潜伏期は1〜14日(平均は3〜4日)と比較的長いです。非常に感染力が強く、症状が出る2日前から他人への感染性をもちます。発症後7〜10日間で感染性がなくなってきます。
子供や若い人の多くは無症状、もしくは普通の風邪のような軽い症状で治ります。一方で高齢者や基礎疾患のある患者さんは重症化することがあります。
主にウィルスが咳やくしゃみなどの水分と一体となった飛沫、また接触(ウィルスで汚染された手でご飯を食べる、顔に触って吸い込む)で感染します。
大半の症状は発熱や咳、喉の痛み、鼻水などで普通の風邪と区別は付きません。味が分からなくなる、匂いが分からなくなるといった比較的特徴的な症状もあります。

予防・治療について

かからないことが大切になります。主に飛沫感染と接触感染の対策が重要です。
1つの対策だけ行えば十分というものは存在しませんが、組み合わせれば強力な予防策になります。まず人との距離をとることで飛沫を吸入する量を少なくすることが出来ます。
マスクはくしゃみや咳で飛沫が飛び散るのを防ぎます。布マスクやウレタンマスクよりも不織布マスクが有効です。屋内環境では全員がマスクをして感染予防を行なうことが求められます。また生活していると色々なものに触れますので、こまめに手指消毒を行いましょう。マスクを外したりつけたりするなど顔に触れる前後のタイミングを意識します。換気も定期的に行うことが重要です。
空気感染とエアロゾル感染は起きる可能性は否定できませんが、主要な感染経路ではないと考えられます。
治療薬は、リスクがある方の軽症〜中等症では抗体カクテル療法=ロナプリーブ(ロシュ・中外製薬)が行われています。また抗体の点滴としてはゼビュディ(グラクソスミスクライン)も承認されました。経口薬のモルヌプラビル(メルク)は臨床試験で入院率を半減させる効果が認められています。英国では承認されており、今後日本でも使われるようになると思われます。

ワクチンについて

日本でも新型コロナのワクチン接種がすすんできました。
ファイザーやモデルナのワクチンはmRNAを用いてワクチン接種者の体内でウィルス蛋白の一部(スパイク蛋白)を作らせることで免疫を賦活するという全く新しいメカニズムのワクチンです。もちろんコロナウィルスのそのものが体の中で出来るわけでは無いので、新型コロナに感染することはありません。有効性に関しては、重症化を予防する効果、感染を予防する効果は共に高いワクチンです。2回接種が原則ですが、3回目の接種によって更に効果が高まることが分かっています。日本でも2回目接種から8ヶ月以降に3回目の接種が予定されています。

副作用は注射部位の痛みや発熱などが多くみられます。妊娠中の方が新型コロナウィルスに感染すると重症化するリスクが高いことが知られています。妊娠中の全ての週数で、接種が推奨されます。また授乳中のワクチン接種も問題なく、免疫のついた母乳で赤ちゃんの免疫が高まることが期待できます。

当院では新型コロナ感染症の診療を行っています。重症・重症化のリスクがある方は病院を紹介いたします。発熱などの症状がある方の診察は動線と診察室を完全に分けております。発熱や咳などの症状がある方は、予めご連絡の上ご来院ください。

当院の新型コロナウイルス感染予防対策

  • 院内は定期的な換気を行なっています。また空気清浄機を常時稼働しています。
  • 手指が触れる場所(ドアノブなど)は環境消毒を行なっています。
  • 全ての患者様へのマスクの着用をお願いしております。
  • 入口に自動アルコール手指消毒剤を設置しておりますのでぜひご利用ください。
  • 受付で非接触型体温計による検温を行なっています。
  • 風邪の症状がある方、味覚や嗅覚異常のある方、37.5度以上の発熱がある患者様は来院時の動線と診察室を別にしております。症状のある方は必ず事前にご連絡ください。ご案内をいたします。

急性胃腸炎・感染性胃腸炎

原因・病態

急性胃腸炎・感染性胃腸炎

胃腸炎のほとんどはウイルスが原因(ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなど)で、いわゆるお腹の風邪です。一部に細菌(お肉のカンピロバクター、卵のサルモネラ菌、腸管出血性大腸菌など)が見られます。学校や家庭内に感染した人がいる場合、手指についたウイルスや細菌が口に触れることで感染することがあります。また加熱が不十分な肉や魚介類からの感染(ビブリオ)も多いです。症状は下痢、腹痛、嘔吐、発熱が高頻度に見られます。

治療について

下痢はウイルスや細菌を出す反応でもあり、下痢止めは原則使いません。治療の基本は脱水を予防し、症状に合わせて整腸剤や吐き気止めを服用します。脱水予防には、自宅で出来る経口補水療法(ORT oral rehydration therapy)が効果的です。経口補水液(ORS oral rehydration solution)は水1Lに対して、砂糖40g(大さじ4杯と半分)、塩3g(小さじ半分)、お好みでグレープフルーツジュースや、レモン汁を加えるとつくれます。食欲が出てきたら、熱の通ったお粥やうどんなどを少しずつ摂取していきましょう。

細菌性であっても自然に治癒することが多いですが、症状がひどい時は抗生物質を使用することがあります。

頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛)

原因・病態

頭痛

当院では頭痛の診療を行っています。頭痛はとても身近な症状です。頭痛の多くは、肩こりなどからくる緊張型頭痛、または片頭痛です。稀に群発頭痛があります。緊張型頭痛や片頭痛、群発頭痛では一般的に頭のCT検査やMRI検査では異常は見つかりません。

緊張型頭痛は頭の両側をギューっと締められたような頭痛が典型的です。肩凝りや疲労、ストレスで僧帽筋などの首周りの筋肉が硬くなるのが原因です。マッサージや運動により、筋肉をほぐし血流をよくすることが有効です。

片頭痛は若い頃に(多くは10代)で発症し、血縁家族にも片頭痛をお持ちの患者さんが多いです。症状は主に片側か両側のこめかみがズキンズキンと脈打つように痛くなる頭痛で、よく吐き気を伴います。頭痛は非常につらいもので、うるさい、まぶしい、においなどによって頭痛が悪くなります。「暗く静かなところでじっとしていたくなるような頭痛」が典型的です。キラキラしたものが見える前兆があることもあります。

群発頭痛は数ヶ月〜数年に一度、数週間〜数ヶ月間の頭痛のサイクルがやってきます。男性に多く、片頭痛や緊張型頭痛に比べると患者さんは少ないです。
頭痛はよく夜間に起こります。目の奥がえぐられるような頭痛で非常に強く、時に鼻水や涙がでるほどです。飲酒で頭痛が悪くなります。

治療について

緊張型頭痛では僧帽筋などを緩めて血流を増やすためのマッサージや運動、ロキソニンなどの消炎鎮痛薬、筋弛緩薬が有効です。
片頭痛では頭痛薬としてロキソニンやトリプタン製剤が有効です。また、頭痛の頻度が多い場合は、プロプラノロールや塩酸ロメリジン、トリプタノールなどの予防薬を使用することもあります。

群発頭痛にはロキソニンなどの消炎鎮痛薬は効きません。酸素吸入やトリプタン製剤の注射薬が有効です。発作の予防として、ベラパミルやバルプロ酸などの薬を使用します。

頭痛薬は飲むタイミングが大切です。頭痛がピークを迎えて飲んでも効きが悪いことが多いです。頭痛の早い段階で内服して痛みを抑えましょう。

そのほか、頭痛の原因にはクモ膜下出血や脳出血、髄膜炎や脳腫瘍などの緊急性や重症度の高い頭痛もあります。頭痛がこれまでに経験がないくらい強い、呂律が回らない、片側の手足が動き辛い、真っ直ぐ歩けない、強い吐き気や発熱を伴っている場合などは救急での精密検査が必要です。

貧血

原因・病態

貧血

「貧血」はふらつきや立ちくらみの意味でよく使われます。医学的な「貧血」にはまた別の意味があり、血液中のヘモグロビンが不足していることをいいます。ヘモグロビンは体に酸素を運搬する役割を担っています。これが不足してくると、動作時の息切れ、動悸、疲れやすい、立ちくらみ、めまいなどの症状が出てきます。
貧血には色々な原因があるのですが、頻度が多いのは鉄不足による貧血です。鉄はヘモグロビンの材料の1つだからです。女性の方は月経があるので、定期的な出血(鉄分の喪失)により貧血になりやすいです。高齢の方では胃がんや大腸がんからの出血が原因ということもしばしば経験します。鉄が不足することで、爪が割れやすくなったりスプーンの様に反ってくる、唇の端や舌に炎症が起こる、氷などを無性に食べたくなる、食べ物が飲み込みつらい、髪が抜ける、肌が荒れるなどの症状が見られることもあります。鉄が欠乏している貧血は鉄剤を服用すると改善しますが、並行して原因の精査を行うことが大切です。

一般的にいう「貧血」を起こす=立ちくらみ・失神

例えば長時間立っていると気を失う(学校の全校朝礼で誰かが倒れる)ことは、医学的に失神と言います。失神というと脳の病気が連想されますが、脳梗塞や脳出血などで失神することは稀です。
失神は一時的に脳へ血の巡りが悪くなる(血圧が急に下がったり、心臓の血液を押し出す力が落ちたり)ことによって、シャットダウンされるように意識が飛んでしまうのです。症状が軽ければ、気持ち悪くなったり、立ちくらみ程度ですみます。

失神の原因は「神経調節性失神」「出血による血液の減少」「不整脈」に大別されます。全校朝礼で倒れる生徒の例が神経調節性失神の典型例です。疲労や緊張での自律神経の乱れ、体質などの要因が重なり、血圧が下がってしまいます。これは失神のなかで最も多い原因で、横になればすぐに回復することがほとんどです。高齢者の方では、多剤の降圧剤や前立腺肥大症の薬の内服が失神の一因となっていることもあります。この場合はお薬の調整が必要です。
一方で、「出血による血液量減少」や「不整脈」による失神は場合によっては重篤な状態につながり得るものです。そのため問診や診察、採血、心電図などの検査で慎重に原因を検索していきます。

疲れやすい・眠れない

疲労や不眠で悩んでいませんか?
疲労には様々な原因があります。代表的な体の病気としては、女性に甲状腺の病気(バセドウ病や橋本病)があります。採血で簡単に異常の有無が分かるので一度は検査した方が良いでしょう。
うつ病や不安障害でも疲労感が強くなります。現代社会で生活する中ではストレスは避けられません。生活の中で消耗して疲れ切ってしまうこともあるでしょう。更年期になって疲労が強くなる患者さんもよくおられます。

疲労や不眠といっても様々な原因と解決法があります。当院では原因の追及と症状を軽くするための治療(生活習慣の改善、漢方薬、プラセンタ、依存性の少ない睡眠薬など)を行っています。お気軽にご相談ください。