ニキビ
ニキビ
男性ホルモンが強い場合や、女性ホルモンバランスの乱れで皮脂が増加すると
毛穴の詰まりの原因になります。
皮脂や過剰な保湿などにより、角質が詰まります。
アクネ菌が増殖して、赤ニキビが完成します。
マルホの資料より
はっきりとは分からない毛穴の詰まりの状態です。
この状態を予防するのが、最も効率の良い治療です。
マルホの資料より
毛穴が詰まり、皮脂が外に出られなくなった状態です。
マルホの資料より
皮脂が好物のアクネ菌が増殖し、炎症を起こします。
マルホの資料より
炎症後に赤みがしばらく残ります。
炎症でひきつれて治ると凸凹が残ります。
マルホの資料より
大人ニキビは、顔の下半分(顎、顎のライン、首)や胸、背中に発生することがあります。赤みを伴う炎症性のにきびが多く、比較的治りにくいです。
特に女性では、ホルモンバランスの変化、男性ホルモンの作用、ストレス、不規則な生活習慣で悪化します。
外用剤が主体になります。低用量ピルの内服が有効なこともあります。
重度の場合は、スピロノラクトンの内服、イソトレチノイン内服が有効です。
ニキビの治療はホルモンバランスを整え、毛穴の詰まりを抑え、アクネ菌を抑えることの組み合わせで行います。
ディフェリンは肌の生まれ変わりを促進する力があり、毛穴の詰まりを抑えられます。
使い始めで、赤みやカサつきが多くなるため、使用を中止する方が多いです。継続が重要です。
外用のダラシンゲル、内服抗生剤のミノサイクリン、ドキシサイクリンで
アクネ菌の増殖を抑制することで赤ニキビへの発展を抑えます。
〜ここまでで改善がなければ、下記の治療法を考慮します。〜
難治性のニキビ、大人ニキビでは低用量ピル、抗男性ホルモン薬のスピロノラクトンが有効です。
イソトレチノインの内服が非常に有効です。体重1kg当たり0.5mg~1mg(成人女性20mg~40mg/日)で開始し、4~6ヶ月継続します。累積の投与量が体重1kg当たり120mg~150mgで、長期的に良い状態が維持できます。
ロングパルスヤグレーザーが皮脂を抑え、ヒーライトがニキビの炎症を鎮静化します。