毛穴の治療
毛穴の治療
毛穴とは、体の毛が生えてくる小さな穴のことを指します。毛穴からは、毛が生えてくる開口部になったり、皮脂を分泌する腺がついています。子供の頃は、毛穴はあまり目立ちません。年齢とともに、皮脂が活発になり、角質のつまりを引き起こすことで毛穴が開いてきます。また、30台〜40台になると肌のたるみによって、毛穴がさらに目立ってきます。
毛穴に角質や皮脂が詰まると毛穴が白く目立ってきます。毛穴に詰まった物質が酸化すると毛穴から黒い皮脂が見える状態(黒ずみ毛穴)になります。肌のたるみも毛穴を目立たせる原因になります。治療のアプローチも、角質や皮脂の除去と肌のたるみの治療から考えていきます。
毛穴が詰まる原因の1つ、それは角質が毛穴に詰まることです。鼻を押すとニョキニョキ出てくるあれです。角質を除去するには30%サリチル酸マクロゴールピーリング、マッサージピール、ゼオスキンのエクスフォリエーティングポリッシュで、物理的に角質を除去するのが効果的です!
ピーリンでの角質の除去は毛穴の開きに有効な治療方法ですが、定期的に行う必要があります。体の中から角質の産生を抑える治療としては、イソトレチノインの内服治療があります。ニキビ治療としてもとても有効で、角質を調整する作用があります。
思春期以降、皮脂腺の活動が高まるとともに毛穴が皮脂で詰まりやすくなってきます。ですので、毛穴の開き対策として、皮脂のコントロールが大切になってきます。
洗顔、レチノールやトレチノイン外用、イソトレチノインの内服で皮脂をコントロールすることが、基本的な治療として大切です。
ポテンツァやモフィウス8といったニードルRF、CO2フラクショナルレーザーが皮脂腺の活動を抑え、肌質をキレイにしてくれます。
20代後半〜30代になってくると、肌のたるみとともに毛穴が飛来できます。特に鼻や鼻の近くの頬の毛穴が目立ってきます。
この場合は洗顔や外用剤、イソトレチノインでの改善は難しいため、肌のたるみを改善する治療が必要になります。
皮膚のたるみを改善する治療機器が有効です。具体的にはソフウェーブやモフィウス8、ポテンツァ、CO2やYAGのフラクショナルレーザーです。複数回治療を行うと毛穴が縮小してくるのが実感できるでしょう。
皮脂や角質の詰まりがメイン、たるみはまだ初期段階です。
→皮脂や角質のコントロールにゼオスキンのクレンザー、エクスフォリエーティング・ポリッシュ、イソトレチノイン内服。水光注射、ポテンツァ、YAGフラクショナルなどの医療機器も有効です。
たるみが強くなってくる年代です。
→皮脂や角質のコントロールも大切ですが、ソフウェーブやモフィウス8、CO2フラクショナルなどの強力なタイトニング治療が20代の頃の肌を取り戻す、または今後の肌の成熟の対策にもなります。
たるみのケアを中心にするのが正解です。
→ソフウェーブやモフィウス8、CO2フラクショナルなどの強力なタイトニング治療がおすすめです。ポテンツァやXERF、水光注射も初めての治療にはおすすめです。